三菱重工、客船は中小型に限定 事業縮小を発表

2016/10/18 14:55
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三菱重工業は18日、巨額の損失を出した客船事業を縮小すると発表した。内装工事などの煩雑な大型船の受注をやめ、中小型客船の受注に限定する。液化天然ガス(LNG)運搬船など商船事業では設計や開発を中心にして、建造では今治造船や名村造船所などとの連携を進める方針を示した。

記者会見する三菱重工業の宮永社長(18日午後、東京都港区)

米系クルーズ会社から受注した大型客船2隻の建造を巡り、2016年3月期までに約2400億円の損失を計上していた。今後は中小型で部品も日本を中心に調達できる客船に限定して受注する。

商船事業では事業戦略や設計などを中心にする。現在は三菱重工本体にある設計機能などの分社化も検討する。大型船が中心の長崎造船所(長崎市)では今治造船、名村造船所と建造で連携する。

客船事業で大幅な損失を計上したことなどを受け、宮永俊一社長兼最高経営責任者(CEO)が統括する「事業リスクマネジメント委員会」を設置することも発表した。

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