自動運転バス、完全無人化 ソフトバンク系が実験

2017/7/18 11:59
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SBドライブ(東京・港)などが自動運転バス調査委員会はドライバーが運転に関与しない完全自動運転の実験を公開した

SBドライブ(東京・港)などが自動運転バス調査委員会はドライバーが運転に関与しない完全自動運転の実験を公開した

ソフトバンク子会社で自動運転技術を開発するSBドライブ(東京・港)らは18日、ドライバーの操作のいらない完全無人化の自動運転バスの実験を公開した。バスはフランスの企業が開発した自動運転専用の電気自動車(EV)。バスに取り付けられた全地球測位システム(GPS)の信号をやり取りし、運転による誤差は数センチメートル程度。

自動運転バスの運行管理システムを開発するSBドライブの佐治友基社長は「自動運転バスによって、過疎地といった移動に困る地域の問題を解決できる」と意気込む。

SBドライブや東京大学生産技術研究所次世代モビリティ研究センターなどが加わる自動運転バス調査委員会が実験を実施した。東京都港区の公園内の私道で円周150メートルの決められたルートを走行し、歩行者の急な飛び出しを検知すると自動で止まる。次世代通信規格である第5世代通信(5G)を使えば信号のやりとりが安定し、より自動運転バスの精度が高まる。

佐治社長は「自動運転車の中で食べたり寝たりといった体験ができるようになれば、宿泊や飲食のビジネスの場になる。これまで場所に縛られていたホテルやレストランのビジネスを代替できるようになる」と話した。SBドライブは2018~19年をメドに、まずは工場や実験施設での商用化を目指す考えだ。

(大西綾)

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