スズキ、燃費データで不正な算出の可能性 国交省に報告へ

2016/5/18 12:23 (2016/5/18 13:16更新)
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スズキが販売する車種で燃費性能を算出する際の基となるデータを国が定める方法と異なるやり方で測定し、計算していた可能性があることが18日、明らかになった。スズキの鈴木修会長が同日午後、国土交通省を訪れて報告する。スズキは燃費の改ざんはなかったとしている。

スズキによると、三菱自動車の燃費データ不正問題を受けて、社内で燃費改ざんの有無や、燃費性能を算出する際の基となるデータの測定方法が国の定める方法に適合するか調査してきた。調査の過程で測定方法に関して不備がある可能性があるとしている。

三菱自は国が定める「惰行法」とは異なる「高速惰行法」と呼ぶ方法で燃費算出のもととなるデータを取得していた。なかでも「eKワゴン」や日産自動車に供給している「デイズ」など4車種は意図的にデータを改ざんし、実際の燃費よりよくみせかけていた。

スズキによると、燃費の「水増し」につながる改ざんはしていないとしている。対象車種やいつから国が定める方法と異なるやり方でデータを測定していたかはまだわかっていない。

10日の決算会見の時点で鈴木会長は「いま精査しており、今のところ問題はない」としていた。

三菱自の燃費データ不正問題を受けて、国交省は自動車メーカー各社に対して同様の不正がないか調査させ、18日までに報告するよう求めていた。

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