楽天、海外事業巻き返し バルサと契約で情報発信

2016/11/17 20:59
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楽天はサッカーのスペインリーグの名門「FCバルセロナ」とパートナー契約を結んだ。契約金総額は2億2000万ユーロ(約257億円)。契約は2017~18年シーズンからの4年間で、1年間の延長オプションが付く。海外の電子商取引(EC)事業などで苦戦が続く楽天は、世界有数のスポーツチームとの連携で巻き返しを図る。

「イノベーションパートナーとして新しいことをどんどんやっていきます」。三木谷浩史会長兼社長はツイッターでバルセロナとの契約を報告した。14年に9億ドルで取得した傘下企業が手掛ける対話アプリ「バイバー」を通じ、クラブの情報をファンに発信する。

楽天は海外事業の再編を進めている。6月にはEC関連事業で英国やスペインの拠点を閉鎖すると発表。アジアでもタイの子会社を売却するなど通販事業を見直している。海外事業で苦しむ中、バイバーは楽天にとって成長のための戦略的なサービスだ。20年にユーザー数を20億人と2.5倍に伸ばすことを目指している。バルセロナとの連携で利用者増を加速させる。

世界的なスポーツチームとのタッグだが、市場の評価は厳しい。17日の楽天の株価の終値は1138円と前日から2.6%下落した。アナリストからはグローバル事業の稼ぎにどれだけ結びつくか「費用対効果が見えない」といった指摘もある。

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