AMラジオ、FM同時放送を開始 在京3社が12月

2015/11/17 21:08
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TBSラジオ&コミュニケーションズと文化放送、ニッポン放送の在京AMラジオ3社はFM電波による放送を12月7日午後1時に始めると発表した。各社は今後テレビの地上アナログ放送終了により空いた周波数帯を使う。災害時や建物が密集している地域での聞こえにくさを解消するのが主な目的で、3社は放送の認知度向上に向けたキャンペーンを実施する。

総務省はAM波と同じ番組をFM波でも同時に放送する「FM補完放送」を推進している。AM波はFM波よりも遠くに届きやすいが送信設備に広い面積が必要で、多くの送信所のアンテナが海や川沿いにある。津波のリスクが大きいほか、建築物や電子機器の影響を受けやすく一部地域で聞こえにくいことも課題となっていた。すでに南海放送などがFM波による放送を始めている。

TBSラジオなど在京AM3社は「ワイドFM」の名称で準備を進めていた。開局日となる12月7日には、3局合同の生放送番組を放送する。

新しいFM放送の周波数帯に対応していない機器も多いため、3社は受信端末の普及に向けて広告キャンペーンを展開する。TBSラジオの入江清彦社長は17日に3社合同で開いた会見で「ラジオから離れてしまった人々や、ラジオを聴いたことがない人々にアピールしたい」と語った。

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