2017年11月24日(金)

トヨタ支援の「空飛ぶクルマ」、18年に試作機をテスト飛行

2017/9/17 20:38
保存
共有
印刷
その他

 トヨタ自動車グループなどの支援で「空飛ぶクルマ」を開発する有志団体「カーティベーター」は17日、愛知県豊田市の新しい開発拠点を公開した。機体の組み立てや部品開発に活用する。2018年から本格的に試作機の飛行テストを始め、20年の東京五輪開会式の聖火点灯で利用してもらうのが目標だ。

17日、新拠点などを公開する「カーティベーター」の中村代表(左)=愛知県豊田市

17日、新拠点などを公開する「カーティベーター」の中村代表(左)=愛知県豊田市

 市が新設した「ものづくり創造拠点SENTAN(センタン)」に入り、3次元のCAD(コンピューターによる設計)、旋盤、溶接機、レーザー加工などを活用する。2人乗りの実寸大の試作機「スカイドライブSD―01」は12月をめどに組み立て、18年から本格的にテスト飛行を始める予定だ。

 試作機は電動で重量は約250キログラムに抑える計画だ。中村翼代表は「クルマと同じサイズで、滑走路がなくても移動できるモビリティーを実現し、次世代に夢をつなぎたい」と話す。

 カーティベーターは世界最小の空飛ぶクルマの開発を目指す団体で、自動車や航空関連の若手技術者、学生らが100人近く参加している。空飛ぶクルマの実用化には安全性の確保や交通ルールの整備といった課題は多いが、25年に市販、30年に先進国向けモデルの量産も検討している。カーティベーターは東京都内にも拠点を設け、富士通なども支援している。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ

企業・業界をもっと詳しく

企業がわかる。業界がみえる。ニュースとデータをまとめてチェック!

関連キーワードで検索

トヨタ自動車カーティベーター中村翼富士通



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報