センサー付き眼鏡で従業員の集中度を管理 JINS
眼鏡専門店「JINS」を運営するジェイアイエヌは16日、センサー付き眼鏡を使って従業員の集中度合いを可視化するサービスを来年4月に始めると発表した。視線の動きなどから算出した集中度をアプリ上で一括管理できる。社員の状況を細かく把握し、生産性を高められるとして企業に売り込む。
センサー付き眼鏡「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」と、フォンアプリ(東京・港)のweb電話帳アプリを連携させる。
社員の集中度合いをリアルタイムで表示することで、同僚らは電話や会話をしていいタイミングかどうか確認できる。社員間のコミュニケーションを効率化し、生産性向上につなげる。
来年1月から共同実験に参加する企業を募り、4月に正式にサービスを始める。主にオフィスでの利用を想定しているが、将来は工場や運送業などへの応用も見込む。