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「総合商社」は、世の中をよくできるか。

 日本経済新聞社は、読者や企業の皆さんと一緒に日本の課題について考え、議論する「未来面」をスタートさせました。今回のシリーズのテーマは「革新力」です。日本経済新聞の紙面と電子版を通じて経営者と読者が双方向で対話し、アイデアの実現可能性を探ります。企業のモノ作りは、サービスは、金融は世の中をよくできるのか。革新的なアイデアをお寄せください。

グローバル社会で活躍できる人材とは? 読者の提案 国分文也・丸紅社長編

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2016/6/27 3:30
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■心から外国人になろう

坂本 マルセーロ(会社員、43歳)

文化の異なる国で就労する一人の外国人としてグローバルで活躍できる人材について考えた。その国の文化を尊重しながら立場上の権限を使わず、自分の意見を伝える能力。日本で学んだノウハウをそのまま展開しない。相手側の家族の事に興味をもつ姿勢(日本ではなれなれしいと思われがち)。出来るだけその国のカルチャーに興味をもち、日常会話に取り入れる(流行、テレビ番組など)。喜怒哀楽を正直に表現する。日本人社会では、かなり親しくならないとその人の家族の事は聞けないような雰囲気があるが、私の祖国のブラジルでは、まずは出身地、その次には家族構成の質問をすることが多々ある。日本ではあまり考えられない「なれなれしさ」を全面的に出す事が外国での活躍につながる近道だと思う。

■日本を飛び出して世界で学ぼう!

徳永 誠(会社員、56歳)

世界で起きている様々な問題を、自分達にも関わる共通の課題と認識し、その解決のために「熱い想い」と「タフな精神力」で前向きに取り組もうとする人材だ。根底には、同じ人間としての共感力と、より良い未来や平和で繁栄した世界の実現を願う気持ちが必要だ。これらの発想や感情は日本にとどまっていては、決して身につかない。世界、特に急成長する新興国を訪れ、現地の生活や文化に触れ、コミュニケーションツールとしての英語や現地の言葉を何とか駆使しながら、人々と語り合い、交流を深め、様々な体験をすることによって初めて可能となる。そして、国際社会で活躍する仕事に就くことを目指し、「ワクワク感」とチャレンジ精神を持って努力する人こそ、真のグローバル人材といえるだろう。

■自己解決能力とその対応能力の育成

石村 晴之(会社員、42歳)

私は、26歳から約15年間、製造業で海外赴任をしており、現在は赴任3カ国目の現地法人で責任者をさせていただいている。海外経験を積みながら、日本とは異なる様々な事象や問題点に対してひとつひとつ自身で学び解決していく中、現地で日本人であること、その責任感と立場を時に主観的に、時に客観的に捉えることの重要性を学んできた。また「逃げない」「曲げない」「怠らない」という精神をもとに、責任感を持って自己解決できる柔軟な姿勢と対応能力がいかに大切か、ということも知った。今後の日本企業が海外展開を行う上で必要不可欠なポイントかと考えている。そして、今後の人材育成にとってのキーワードだと感じている。

次回の未来面

次回、7月4日付未来面では日立製作所社長の東原敏昭さんが課題を提示します。アイデアを広くお待ちしております。

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