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「総合商社」は、世の中をよくできるか。

 日本経済新聞社は、読者や企業の皆さんと一緒に日本の課題について考え、議論する「未来面」をスタートさせました。今回のシリーズのテーマは「革新力」です。日本経済新聞の紙面と電子版を通じて経営者と読者が双方向で対話し、アイデアの実現可能性を探ります。企業のモノ作りは、サービスは、金融は世の中をよくできるのか。革新的なアイデアをお寄せください。

グローバル社会で活躍できる人材とは? 読者の提案 国分文也・丸紅社長編

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2016/6/27 3:30
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その他

■中立な面から見る

宮川 悠貴(独インターナショナル・スクール・オブ・デュッセルドルフ中学3年、14歳)

僕は今、海外で暮らしている。最近「グローバル化」という言葉を様々な場所で耳にする。普段、外国人と英語で授業を受けたり、会話したり、遊んだりするが、文化も違うので当然、意見が食い違うこともある。僕はこの意見の食い違いを中立な面から見ることが大切だと思う。中立的な面で見ることで今まで知らなかったことや他の人が思っていることが理解できるかもしれない。積極性も大切だ。日本人は比較的消極的で質問されたときは常に「どっちでもいい」などの曖昧な返事ばかりだ。だが外国人は曖昧な返事はやりたくないとみなす。「グローバル化」とは外国人と強いパートナーシップを結ぶことだ。そのために物事を様々な角度から見て積極的に物事を取り組む人がグローバル社会で活躍できると思う。

■自分を信じる心を大切に

鈴木 綾華(東洋大学社会学部1年、18歳)

グローバル社会で活躍できる人材とは「何かを自分は実現できる」と自分の力を信じ、自らの挑戦を肯定できる環境に身を置いている人間だ。今の時代、何か動き出そうとしたときにインターネットの検索機能を使えば、必要な情報は手に入るかもしれない。しかし、それらを実現させるのに必要な情熱は自分一人だけではつくることができない。仲間の励ましがあってこそつくられるものだ。そのためにも、ある人の「これを達成したい」という気持ちを否定することなく「こうすればできるのではないか」「取りあえずやってみよう」と真剣に自他の夢を受け止め、背中を押しあう環境を幼少期からつくることが必要だ。たとえ幼くとも「自分にも何かができる」という気持ちを持てるようになれば、将来大きなフィールドに立つ勇気に、そして仲間と共に戦う力に変わっていくのではないだろうか。

■人を笑顔にできる人

山岸 彩乃(産業能率大学経営学部3年、20歳)

日本人で外国の人を「笑顔」にすることができる有名な野球選手がいる。川崎宗則選手である。彼は、決して英語を流ちょうに話せるわけではなく、ただおかしなことをしているわけでもない。しかし、彼には人をひきつけ、笑顔にする力がある。自分自身の出来る精一杯のパフォーマンスをすると、言葉という壁を超え、観客やチームメイトまでも、笑顔になるのだ。彼の姿を見て、「人を笑顔にできる人」はどんな逆境にも耐えることができ、チャンスも得ることができると私は思う。いくら経営の知識を持っていようとも、相手とのコミュニケーションを取り、笑顔にできるような人でなければ活躍はできない。

■ディベートできる力

杉山 泰久(会社員、65歳)

米国駐在の経験があるが、会議をすると毎回ディベートになった。いかに信頼できるエビデンス(証拠)を提示できるか、それを基にいかに論理展開できるかが肝要かと思う。そこで論破できれば、周囲の見る目も変わり自分の意見が通りやすくなる。それは決して相手を説得しようとか、味方を増やそうとかという気持ちではなく、自分の信じることをきちんと主張し、納得してもらうことで、組織なりビジネスなりのベネフィット(利益)を最大化するという筋を通すことだと思う。

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