2019年7月23日(火)

日立、英原発事業で米電力大手と協力 運転経験生かす

2017/2/16 10:24
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日立製作所は16日、英国で進めている原子力発電所プロジェクトで、米電力大手エクセロンと原発運営に関して協力することで合意したと発表した。エクセロンの持つ原発の運転経験やノウハウを生かす。東芝が海外の原発事業の見直しに動くなか、日立は海外パートナーとの協力体制を固め、事業を軌道に乗せたい考えだ。

日立は傘下の英ホライズン・ニュークリア・パワーを通じ、北ウェールズ・アングルシー島で原発プロジェクトを進めている。2019年に着工、2020年代前半に初号機の運転開始を目指しているが、稼働後の運営には電力会社の支援が必要だった。

日立は2016年夏、ホライズンの原発プロジェクトについて原発専業大手の日本原子力発電の協力を受けることを決めている。日本原電には、建設許認可の手続き、実際の建設、設計、調達の契約、運転開始後の保守・点検の計画策定などで広く協力してもらう。日立はエクセロンとも協力し、原発運営に関わる懸念を払拭させる。

エクセロン傘下の発電大手で、実際にホライズンに協力するエクセロン・ジェネレーションのマイク・パシリオ最高執行責任者(COO)は「世界トップレベルの原子力発電所の建設の運営に向けた計画を前進させるため、技術的経験や業界知識を共有していく」と述べている。

同社は米国の原発最大手。イリノイ州やメリーランド州などで13カ所の原発を運営している。合計22基の原子炉を運転しており、沸騰水型軽水炉(BWR)の運転や保守の経験も豊富だ。

ホライズンにとって初のプロジェクトとなるアングルシー島の原発は改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)。日本原電やエクセロンが保有するBWRの改良型で、運転や保守にかかわるノウハウを活用できるとみられている。

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