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オークマ、工作機械にAI搭載 故障リスク自ら診断

オークマは15日、工作機械を動かす数値制御(NC)装置に搭載する人工知能(AI)技術を開発したと発表した。インターネットなどに接続しなくても、機械が自律的に自らの異常を予見できる。同社によると、AIを使った工作機械の診断技術は世界初という。来年春から国内製の全ての工作機械にAI機能を内蔵させる。

開発した「OSP-AI」は、学習能力を持った診断技術。工具を取り付ける主軸の動きや軸受けに異常がないかを、蓄積した稼働データなどをもとに、アルゴリズム(計算手法)で判定する。異常が起きそうな部位をあらかじめ把握できるため、故障などで生産が止まる時間を少なくすることができる。

あらゆるモノをネットでつなぐ「IoT」による稼働状況の監視サービスと異なり、別途、サーバーなどを用意する必要がない。IoTと組み合わせれば故障予防の診断などがさらに効率的になるという。今後、予防診断だけでなく、生産性の向上などに応用していくことも視野に入れる。

3D(3次元)図面データの処理能力などを大幅に向上させた、新たなNC装置「OSP-P300A」に搭載していく。家城淳常務は「工作機械が自律的に機能してこそ、(ITなどを活用した)スマートファクトリーに機械が柔軟に対応できる。この技術をオークマの強みにしていきたい」としている。

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