「わらやき屋」のDダイニング、ゼットンにTOB

2016/7/15 17:08
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「わらやき屋」などの変わり種居酒屋を運営する外食大手、ダイヤモンドダイニングは15日、ビアガーデンやハワイアンレストランを展開するゼットンと資本提携すると発表した。TOB(株式公開買い付け)でゼットン創業者である稲本健一会長らから株式を買い取る。Dダイニングは提携により、業態の多様化を図る。

買い付け期間は7月19日から8月25日。15日のゼットン株の終値(860円)を8%下回る790円で買い付ける。稲本会長やその親族らがTOBに応じる見通し。発行済み株式数の42%を上限に買い付け、いったん持ち分法適用会社にする。その後、役員の派遣などを通じて子会社化も検討していく。

Dダイニングの現在の店舗数は267だが、業態数は73に上る。「不思議の国のアリス」といった童話の世界を再現した店をつくるなど、店の立地や顧客層などによって店名や業態を変え、若者を中心に支持を集めてきた。

一方、ゼットンは、「アロハテーブル」などハワイ風カフェレストランのほか、ビアガーデンをチェーン展開している。Dダイニングは、ゼットンへの出資で、業態の幅を広げる。

ゼットンは天候不順の影響で、ビアガーデン事業が苦戦し、2016年2月期に営業赤字に転落していた。外食業界では人材不足も深刻化しており、大手傘下に入ることで経営の安定を図る。

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