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着衣のまま生体情報、社員健康管理 サイバーダインなど

筑波大学発ベンチャーのサイバーダインとソフトウエア開発のワークスアプリケーションズ(ワークス)は15日、心拍や呼吸など従業員の生体情報をセンサーで測り、健康状態が分かるようにする技術を共同開発すると発表した。病院などで使われるサイバーダインのセンサー装置を駆使し、測った情報をワークスの情報管理システムで見られるようにする。来年以降に商品化する予定で、社員の健康管理を徹底し、脳梗塞などの病気を未然に防げるようになるという。

「生体センサーで社員一人ひとりの働き方を見える化する」(サイバーダインの山海嘉之社長)――。両社が共同で開発する仕組みでは、服の上から社員にセンサーを付けて働いている最中か、休憩しているかなどを生体情報によって把握する。ストレスや働き過ぎによる脈の乱れも分かり、仕事の量を減らすなどの対策を瞬時に講じられるようになる。ほかにも、在宅勤務している社員の働く時間と休む時間をきめ細かく把握するための活用を想定している。

身体機能を補助する装着型ロボットで名が知られているサイバーダインは4月、ワークスに10億円出資した。今後、ワークスが大手企業を中心に販売している情報管理システム「ヒュー」上で、サイバーダインのセンサーで測った生体情報を閲覧・管理できる仕組みを開発するという。両社は日本国内にとどまらず、海外でも展開したい考えだ。

日本企業で生産性の向上が急務になっているなか、ワークスは最近、人工知能(AI)を使いデータ入力といった事務作業を自動化する技術開発に力を入れている。英国ベンチャー、ユーアイパスの日本法人(東京・千代田)もメール作成やウェブサイト検索の手順を登録すれば、コンピューターが自動でこなせる技術の販売を強化している。ワークスは生体センサーの活用によってさらに一歩進んだ活用を打ち出し、業務効率化と健康管理の両軸で働き方改革の一翼を担おうとしている。

(ゼンフ・ミシャ)

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