2018年11月17日(土)

東芝社長「WHの非連結化、しっかり対応」

2017/3/14 16:28
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東芝の綱川智社長は14日夕に開いた記者会見で、2016年4~12月期の連結決算発表を再延期したことについて「独立監査法人のレビュー報告書を受領できていない。株主投資家をはじめとするステークホルダーの皆様には、改めて深くおわびを申し上げます」と陳謝した。

決算発表を再延期し記者会見する東芝の綱川社長(14日午後、東京都港区)

決算発表を再延期し記者会見する東芝の綱川社長(14日午後、東京都港区)

決算発表が再延期になった理由について、佐藤良二監査委員会委員長は傘下の米原子力子会社、ウエスチングハウス(WH)における一部経営者による不適切なプレッシャーについて「追加調査を行うことが必要と判断した」とした。

佐藤氏は「調査結果の評価にはさらに4週間程度の期間を要する」とし、4月11日を期限として決算を発表する方針を示した。また佐藤氏は「現時点では四半期連結財務諸表に修正すべき事項を認識していない」とも語り、2月14日に発表済みの暫定的な決算の数字は大幅に変わらないとの考えを示した。

東芝は14日、米原子力子会社ウエスチングハウス(WH)について非連結会社化を含めて再編検討を始めたと発表。綱川社長は「海外原発事業については非連結化も含めてしっかり対応したい」と述べた。海外原子力事業からの事実上の撤退を目指し、同事業のリスクを遮断する姿勢を鮮明にする。国内は原発再稼働や廃炉などのビジネスを継続する。

すでに分社し株式過半売却の方針を示している半導体メモリーと、非連結化するWHを除いた19年度の売上高は4兆2000億円。営業利益は2100億円とする再建計画をまとめた。昇降機や空調、鉄道など社会インフラ事業を中心に据える方針を示した。

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