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旭硝子「東南アジア、塩ビ伸びる」 タイ社買収

2016/12/14 16:21
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旭硝子は14日、欧州化学大手のソルベイグループがタイに持つ塩ビ樹脂子会社のビニタイ社を買収すると発表した。旭硝子の根本正生・化学品カンパニープレジデントは同日、記者会見で「塩ビは経済成長に必要な基礎素材として、東南アジアでは今後も堅調に伸びる。成長事業と位置付けている」と話した。ビニタイの買収により、旭硝子グループの東南アジアでの塩ビ樹脂の生産能力は98万トンに増える。

記者会見する旭硝子の根本常務執行役員(左)ら(14日午後、東京・丸の内)

記者会見する旭硝子の根本常務執行役員(左)ら(14日午後、東京・丸の内)

水道管パイプや農業用フィルムに幅広く使われる塩ビ樹脂のメーカーを買収することで、東南アジアでの化学品事業を強化する。買収額は日本円換算で約335億円。旭硝子の化学品事業のM&A(合併・買収)としては過去最大規模となる。

ビニタイ社はタイ市場において塩ビ樹脂で2位、カセイソーダで1位の生産能力を持つ上場企業。ビニタイの2015年度の売上高は約166億バーツ(約537億円)。

ビニタイの株式のうち、ソルベイが持つ約6億9千万株を2017年上期中に取得する。買収後の株式保有比率は議決権ベースで58.77%となる。旭硝子はソルベイ以外の株主の保有分についても、TOB(株式公開買い付け)による取得をめざす。

旭硝子はこれまでもインドネシアでの塩ビ樹脂の生産設備の増強やベトナム企業の買収を重ねてきている。根本氏は「東南アジアという地域に集中して事業を伸ばす」と強調。同地域でのさらなる設備投資や買収への意欲を示した。

今回の買収はソルベイが塩ビ樹脂から炭素繊維複合材などへと事業ポートフォリオを見直し、ビニタイの売却方針を掲げたことに端を発する。根本氏は「今後も(良い案件がないか)、欧米各社の事業再編の動きをウォッチしていきたい」と話した。

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