2019年1月21日(月)

スカイマーク、運賃最大69%上げ 路線数2割削減

2014/8/14付
保存
共有
印刷
その他

スカイマークは14日、10月下旬から国内に34ある路線数を約2割削減すると発表した。格安航空会社(LCC)との競合で搭乗率が低迷していた成田空港発着の路線を運休するほか、羽田―米子線などの直行便も休止する。残る路線について大部分は通常期の大人普通運賃を引き上げることも明らかにした。上げ幅は最大で69%で、路線見直しと合わせ収益の改善を目指す。

冬ダイヤが始まる10月26日から成田と新千歳、那覇、米子を結ぶ3路線のほか、中部―茨城線を休止する。米子と羽田、新千歳を結んでいた直行便や夏季限定便の運航も取りやめるため、路線数は現在の34路線から27路線になる。

運航を続ける27路線のうち、乗り継ぎを中心とする神戸―米子線と一部の離島路線を除く24路線について10月26日から大人普通運賃を引き上げる。上げ幅は最大となる神戸―新千歳線で69%。片道3万2000円となる。羽田―福岡線は23%高い2万7000円に、神戸―茨城線は0.6%上がり1万5000円となる。

羽田―福岡線が4万円を超える全日本空輸や日本航空に比べると依然として割安なものの、値上げが旅客離れにつながる恐れもある。

同社は値上げと同時に空席状況に応じて運賃が変動する新たな割引制度を導入するため「平均客単価は変わらない」としている。国際線参入に向け発注していた超大型旅客機「A380」について製造元である欧州エアバスから契約解除を通知され、巨額の特別損失や違約金が発生する懸念が出ている。不採算路線からの撤退と運賃の引き上げで資金繰り改善を狙うが、収益引き上げ効果は不透明だ。

日経電子版が2月末まで無料!いつでもキャンセルOK!
お申し込みは1/31まで

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報