2019年1月24日(木)

ファストリと大和ハウス、10カ所に拠点 物流会社設立

2014/10/14付
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カジュアル衣料店「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングと大和ハウス工業は14日、インターネット通販の強化などに向け物流施設を運営する新会社を共同で設立すると発表した。まず東京都内で新しい大型の物流拠点を新設し2016年に稼働させる。今後は国内の主要都市で10カ所程度に同様の物流施設を作り、海外でも建設を検討していく。消費地に近い場所で最新鋭の物流センターを作ることで顧客に商品を迅速に届ける体制を築き、まずは16年に首都圏の一部でネット通販の商品の即日配送を始める計画だ。

共同物流事業について会見するファーストリテイリングの柳井会長兼社長(右)と大和ハウス工業の大野社長(14日午後、東京都千代田区)

共同物流事業について会見するファーストリテイリングの柳井会長兼社長(右)と大和ハウス工業の大野社長(14日午後、東京都千代田区)

新設する物流センターは、大和ハウスが東京都江東区の有明地区に所有する約3万6300平方メートルの敷地を活用する。地上6階で延べ床面積は約11万2400平方メートル。11月に着工し、2016年1月の完工を目指す。投資額は200億円超とみられる。新しい物流センターは大和ハウスとファストリが今後共同出資で設立する物流会社が運営する。今後国内の10カ所程度で同様の物流センターを作るほか、海外での建設も検討していく。

ファストリは新物流センターが稼働する16年以降に、都心などでネット通販の商品を即日に届けたり、首都圏で翌日に届けたりするサービスを始める考え。現状では注文を受けた後、顧客に届くまで2~5日程度かかっていた。

大和ハウスは施設建設に向け私募リートを発行する。2016年に組成し、当初は650億円程度の資産規模を想定し、順次拡大する方針。目標利回りは単年度の利益配当ベース4%台を予定する。

14日の記者会見でファストリの柳井正会長兼社長は「有明に作る物流センターは日本最高の立地。我々と大和ハウスが飛躍する成長のもとになる。日本全国や世界中に同じようなものを作っていきたい」と述べた。大和ハウス工業の大野直竹社長は「都市型の最新鋭の物流センターになる。ファーストリテイリングのグローバルで一貫する最高の物流の仕組み作りに貢献したい」と説明した。

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