川重、ボーイング機向け新工場竣工 愛知・弥富市で
■川崎重工業 米ボーイングの中大型旅客機「787」の胴体などを増産する新工場の竣工式を13日に開いた。名古屋第一工場(愛知県弥富市)に350億円を投じて延べ床面積6万平方メートルの工場を新設した。炭素繊維複合材(CFRP)製の胴体を焼き固める巨大な窯「オートクレーブ」や、CFRPを自動積層する機械などを導入した。
787は1000機以上の受注残を抱えており、ボーイングは現在の月産10機体制から20年までに14機に引き上げる計画。
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