2018年11月16日(金)

「まとめサイト、今後収益の柱にならず」 DeNA南場会長

2017/3/13 21:02
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ディー・エヌ・エー(DeNA)は13日、キュレーションメディア(まとめサイト)事業の不祥事について、創業者である南場智子会長らが記者会見を開いた。南場会長は運営していたキュレーションサイトについて、「今後、収益の柱となることはあり得ない」と語った。主なやり取りは以下の通り。

――不祥事を引き起こした原因は何と考えていますか。

記者会見に臨むDeNAの南場会長(右)と守安社長

記者会見に臨むDeNAの南場会長(右)と守安社長

守安功社長「2点に集約されると思う。キュレーション事業を通じてお客様にどんな価値を、どのように提供するのか。社会的にどんな意義があるのか。徹底的に議論されず、事業運営でちぐはぐが生じた。提供価値を定めて、そこにフォーカスすることが足りなかったと思う」

「事業を推進するうえでは、ルールを定め、守られているのかのチェック、管理が必要になる。そこが足りなかった」

――キュレーション事業をこれからも続けるのでしょうか。

南場氏「継続することができるかどうか、正直めどが立っていない。(問題発覚後)再開ありきではなくて、どのような形なら世の中に認めてもらえるような、問題を起こさないサービスになるのか検討してきた」

「続けるとしても、同じような形で再開することはあり得ない。内部でも議論し、社外の専門家にも話を聞き、聞けば聞くほど奥が深いことがわかった。経験のない我々が形を整えてできるものではない。今後の収益の柱になることはありえないと考えている」

――南場氏は13日付で代表権のある会長に就きました。

南場氏「代表権者を1人にすることで、責任を明確にしていた。しかし、形にこだわっていられない事態になっている。守安と2人で確認しながらやっていく」

――キュレーション事業を統括していた村田マリ氏と中川綾太郎氏の処分は。

守安氏「子会社の代表を辞任し、事業から離れることが決まっている。関係者は適切に処分している。誰にどのような処分をするのかは差し控える」

――そもそも目標設定が無謀だったのではないでしょうか。

守安氏「そうではないと思う。ただ、適切な運営体制で進めないといけないのに、十分な検討や認識が足りなかった。そこは大いに反省している」

南場氏「現場の詳細を確認せず、高い数値目標を掲げたのだから、きちんとしたコンプライアンス(法令順守)のもとで、達成可能であると思っていた。深く反省し、迷惑をかけた皆様に改めておわびをしたい」

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