2019年6月16日(日)

三菱日立パワー、AIで火力効率制御 関電と開発

2017/9/13 21:11
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三菱日立パワーシステムズ(MHPS)と関西電力は13日、人工知能(AI)で石炭火力発電所を効率的に制御するシステムを共同開発すると発表した。コンピューター上に構築した仮想発電所を使って最も効率の良い条件を割り出し、実際の発電所で実証する。MHPSは東京電力とも同様のシステムを開発しており、東南アジアなどへの輸出拡大につなげる。

両社は同日、関電の舞鶴発電所(京都府舞鶴市)で、2018年春以降に実証試験を始めることで基本合意した。出力90万キロワットの火力発電所2基を使って効果を検証する。関電が運転データを提供し、MHPSは蒸気タービンを含む発電所全体を制御するシステムを来春までに構築する。

東南アジアなどの新興国では、燃料コストの安い石炭火力の需要が根強い。新システムでは石炭の種類によってボイラーで燃焼させる際に温度などの条件を変える「多炭種制御」も導入し、コストの低減や温暖化ガスの排出削減を図る。

MHPSは三菱重工業日立製作所が共同出資する重電機器の世界大手。ガスタービンでは145台を日、米、フィリピンに置く拠点から遠隔監視するなど、機器の納入後の保守・サービス機能を強化している。

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