LNG調達で日台協力 東ガス、CPCと戦略協定

2015/8/13付
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東京ガスは13日、台湾の石油ガス大手、台湾中油(CPC)と液化天然ガス(LNG)分野で協力協定を結んだと発表した。LNGの共同調達で価格交渉力を高めたり、需給に合わせてLNGを相互に融通したりすることを検討する。欧米より割高なアジアのLNG価格を引き下げ、原燃料コストの削減につなげる狙いだ。

13日に「戦略的相互協力に関する協定」を結んだ。具体的な協力内容は今後詰めるが、共同調達と融通を軸に協議する。台湾では火力発電向けにLNGを多く利用しており、夏場が需要期で調達量も増える。一方の東ガスは暖房需要向けに冬場の調達量が増える。両社が相互に抱えるLNGの在庫を融通できれば、需要期の調達不足を補うことができる。

CPCのLNG調達量は年約1300万トンで約1400万トンの東ガスと同規模。台湾は石油からのエネルギー転換を進めており、CPCはLNGの輸入を増やしている。

アジアのLNG価格は地域情勢で高騰しやすい中東の原油価格に連動するため、欧米より割高だ。東ガスはアジア企業と協力して価格を引き下げたい考えで、2014年には同様の協定を韓国ガス公社とも結んでいる。

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