テレノイド計画、高齢者向け対話ロボ展開

2015/7/13付
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■テレノイド計画(京都府精華町) 国際電気通信基礎技術研究所(ATR)が開発した遠隔操作する対話ロボットを実用化すると13日発表した。高齢者や認知症の人でも、ロボットを通すと会話しやすくなり健康維持の効果を期待できるという。2016年にも高齢者施設などに貸し出し、オペレーターと対話するサービスを始める予定だ。

価格は月額数万円程度の見通し。対話ロボットはATRフェローの石黒浩・大阪大学特別教授らが開発した。小柄な人の上半身のような形で、目や口、首などが自然に動く。マイクやスピーカーが付いており、インターネット回線を使い遠隔操作する人と対話できる。

テレノイド計画はATRの技術の実用化を支援するけいはんなATRファンドなどの出資を受け、7月に設立。2年後にはロボットを一般家庭にも販売したい考えだ。記者会見で石黒フェローは「今後2~3年で対話するロボットが世の中に大きく普及すると期待している」と話した。

ロボットの顔や動きは人らしいが個性がなく、自分好みの相手を自然に想像し、話しやすいという。5年前から日本やデンマークの高齢者施設で実証実験を続けており、利用者がよく話すようになったり認知症による問題行動が減ったりしたケースがあった。

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