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4400円の「VRテーマパーク」 歌舞伎町で開始

バンダイナムコエンターテインメントが、仮想現実(VR)を体験できる都心向けテーマパークを来月、東京・新宿にオープンする。VR機器を装着し、ゲームやアニメの世界に没頭し、揺れや風も感じられるのが特長だ。日本での価格は4000円台。一見割高にもみえるが、体感する面白さをアピールし、ゲームセンターやカラオケと、東京ディズニーリゾートなど本格テーマパークの中間の位置づけとなりそうだ。

7月14日に新宿・歌舞伎町にオープンする施設「VR ZONE SHINJUKU」。2014年末に閉鎖した複合施設「新宿TOKYU MILANO」の跡地だ。2階建ての施設で延べ床面積は3600平方メートルに及ぶ。「新しいエンターテインメントへの挑戦」(バンナムの浅沼誠常務)との位置づけ。東京の旗艦店に次いでロンドンへの出店も計画し、鼻息は荒い。

目玉の一つは人気ゲーム「マリオカート」。シートに座った瞬間、プルッとお尻にリアルな振動がある。ジャンプするシーンでは、エレベーターに乗ったときのようなフワッとした感覚を覚え、ハンドルを握る手には風を感じることができる。

このほか、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」では正体不明の敵「使徒」と戦える。「極限度胸試し ハネチャリ」は、飛行機をこぎながら、空中を浮遊する感覚を楽しむゲームだ。壁にぶつかるとやはり振動があり、ハッとするような仕掛けがある。全体で16種類のアトラクションが楽しめる。

料金は4つのコンテンツを体験できる場合は税込みで4400円。各コンテンツの体験時間を6分程度を見込んでいる。バンナムは「滞在時間は約3時間を想定し、長時間体験しても疲れない程度」という。

主なターゲット層は10代後半から30代前半で、若者から家族客、カップルといった幅広い層を取り込む。入場日時を指定する事前予約も受け付けるという。歌舞伎町の営業は19年3月末までの期間限定で、飲食店もある。バンナムは目標入場者数を100万人に設定する。国内ではグループ会社でアミューズメント施設を展開するナムコと組み、多店舗展開をにらむ。価格帯も滞在時間もゲームセンター・カラオケとテーマパークの中間に位置し、新しい楽しみ方がどこまで受け入れられるか注目だ。

また、バンナムはこうしたVRコンテンツを3~4種類体験できる施設を海外でも展開させる予定。まだ具体的なキャラクターは未定だが、今夏のロンドンを皮切りに、シンガポールやドバイ、ニューヨークでの出店も検討しているという。

(亀井慶一)

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