就活すでに3人に1人内定 5月1日時点、9.8ポイント上昇

2017/5/12 21:05
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 就活支援のリクルートキャリア(東京・千代田)は12日、内定や内々定を得た学生の割合を示す内定率が5月1日時点で34.8%だったと発表した。2018年春卒業予定の大学生の3人に1人が内定(内々定)を得ている。学生の売り手市場が続く中、内定率は前年同期に比べて9.8ポイント高い。優秀な学生を獲得しようと選考活動を早める企業が増えている。

 同社が運営する就活ウェブサイトに登録する大学生約4700人を対象に、5月1日時点の内定状況を調べた。

 経団連は面接などの採用選考を6月1日に解禁するよう求めている。ただ非加盟の外資や中小ベンチャーは優秀な人材を確保するため、大手の選考が本格化する前に選考を開始している。内定率は4月1日時点から20.3ポイント上がるなど、企業が早期に内定を出す動きが加速している。

 フリマアプリのメルカリ(東京・港)はすでに10人超の学生に内々定を出し、採用目標数の半分ほどを確保したという。東京学芸大学教育学部の女子学生は「ITベンチャーなど3社からすでに内定を得た」と話す。

 ベンチャーなどが早期に内定を出す動きに経団連加盟企業の危機感も強まっている。経団連に加盟するヤフーは16年10月、既卒者も含めた通年採用を始めた。経団連に加盟する企業も「面談」などと称して、水面下で選考を進めている。

 学業への影響を考慮して面接解禁日が設けられているが、人手不足もあって選考を前倒しする企業はさらに増える見通し。就活ルールが形骸化する懸念が強まっている。

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