ソニーピクチャーズCEOに元FOX幹部起用

2017/5/12 22:03
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ソニー映画子会社の米ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)は11日(米国時間)、米メディア大手21世紀フォックスのテレビ部門トップなどを歴任したアンソニー・ヴィンシクエラ氏が会長兼最高経営責任者(CEO)に6月1日付で就任すると発表した。退任を公表しているマイケル・リントン氏の後任で、苦戦する映画事業の立て直しに挑む。

ヴィンシクエラ氏は米CBSテレビなどで要職を経験し、2002年に21世紀フォックス(旧ニューズコーポレーション)の最大部門であるフォックスネットワークグループCEOに就任。08~11年は会長兼CEOを務めた。現在は米ファンドのTPGキャピタル(旧テキサス・パシフィック・グループ)で、新技術がコンテンツの流通と視聴に与える影響などを分析し、成長分野への投資を担っている。

SPE会長兼CEOのリントン氏は2月に映画・音楽担当のソニー執行役を辞め、新規株式公開(IPO)した写真・動画共有アプリ「スナップチャット」の運営会社、米スナップの会長に転身した。SPE会長兼CEOは6月に、音楽分野も含めた米ソニー・エンタテインメントCEOは今夏にも退任する。ヴィンシクエラ氏は音楽分野は担当しない見通しで、ソニー・エンタテインメントCEOは平井一夫ソニー社長が当面兼務する。

ソニーは16年10~12月期に映画製作分野で1121億円の減損損失を計上した。SPEの売却は否定しており、今後はヴィンシクエラ氏のメディア業界での経験と新技術に関する専門知識を活用して立て直す考えだ。

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