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旭化成、新規事業を部門横断で 電気由来の水素など

旭化成は12日、新規事業戦略に関する説明会を開いた。電子部品や化学品など部門を横断して手掛ける技術開発を強化する。水の電気分解から水素を取り出すシステムや軽量化につながる金属に代わる繊維材料など、環境・ヘルスケアのソリューションに軸足を置き、2025年度に16年度見通し比85%増の営業利益2800億円を目指す。

同日、説明した中尾正文副社長は「03年の分社化で財務体質は強くなったが、横軸で種をまく力が弱くなっていた」と指摘。リチウムイオン電池材料などの化学品や磁気センサーなど電子デバイスといった部門の融合を進め、市場ニーズに適した高付加価値品を25年までに投入する方針を示した。

深紫外線(UVC)と呼ばれる短い波長で高い殺菌力を持つ光を用いた発光ダイオード(LED)部品の開発を強化する。独自開発した基板で食品工場や病院向けに需要を見込み、20年ごろから収益につなげる。

電気から水素を取り出す技術も実証試験を進める。太陽光や風力など再生可能エネルギーは将来的に余るとみられており、25年ごろをめどにドイツなど欧州に水素転換システムを売り込む。

旭化成はリチウムイオン電池に欠かせないセパレーター(絶縁体)や、特殊な磁気センサーなど世界シェア首位の製品群を持つがここ数年、それらに匹敵する高付加価値品を市場投入できていなかった。

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