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ロボット大活躍、70%省人化 清水建設がシステム

清水建設は12日、建築現場にロボットを一斉に投入して工事を進める建築システムを構築したと発表した。自社で新規に開発した自律型ロボットを、資材の搬送・積み替え、鉄骨の溶接、天井仕上げの工程に用い、生産性向上などにつなげる。各工程で必要な技能労働者を約7割減らすことができる。2018年に実際の建築現場に適用する。

鉄骨を自動で溶接できるロボット、資材を作業する場所まで障害物などを避けながら運ぶ搬送ロボット2種類と、資材の積み替えを担うロボット、天井に内装材を据え付けるロボットの合計5種類を同時に投入する。各ロボットは人工知能などの技術で、自律的に稼働する。いずれも同様の作業を技能労働者が担う場合に比べ7割少ない人員数で運用できる。

新規開発したシステムではタブレット(多機能携帯端末)でロボットに作業指示ができるほか、稼働状況の管理もできる。記録した情報を基に作業の精度をさらに高めることもできる。ロボットを活用しやすいよう実際の現場は全天候カバーで覆い、カバー内で作業できるクレーンも新規開発した。

建築現場は全地球測位システム(GPS)の電波が届かないことなどからロボットが自分の位置を把握することが難しく、自律型ロボットを導入するのが難しかった。清水建設は3次元の設計技術やセンサーなどを組み合わせて課題を解決した。

(岩野孝祐)

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