セイコーHD、「機械式」に回帰 本業・時計重視に

2016/5/12 12:52
保存
共有
印刷
その他

セイコーホールディングスは12日、2019年3月期までの中期経営計画を発表した。半導体などハイテク分野よりも本業の時計分野を重視し、なかでも、世界的に人気が高まっている機械式時計の増産に着手。セイコーは世界で初めて開発したクオーツ時計で時計ビジネスの勢力図を塗り替えたが、今度は機械式に力を入れる。

発表した中計では、3年後の19年3月期に連結売上高を16年3月期と比べて4%増の3100億円、純利益は3%増の125億円に引き上げる目標を掲げた。原動力は主力の「ウオッチ事業」。前期比16%増の1900億円に伸ばす目標を打ち出した。

なかでも、ぜんまいで動く機械式時計の増産が目玉だ。普及価格帯の商品を強化するほか、看板である高級ブランドの「グランドセイコー(GS)」では女性向けでは初めて100万円を超える機械式時計を今年から投入、スイスの高級ブランドに対抗する。

機械式時計は、訪日客の「爆買い」で国内販売は好調。今後、日本国内の爆買いが一服したとしても、世界的には需要は堅調とみて、増産を決めた。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]