ウーバー創業者CEO休職か セクハラ隠蔽など不祥事受け

2017/6/12 11:26
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【シリコンバレー=兼松雄一郎】米ライドシェア最大手ウーバーテクノロジーズはトラビス・カラニック最高経営責任者(CEO)を一時休職させる方向で調整を進めているとロイター通信などが11日報じた。同日、取締役会を開き議論したという。同社はセクハラ隠蔽体質など様々な問題が明るみに出ている。組織文化に大きな影響力を持つ創業者CEOを休ませ、改革を進める狙い。経験豊富な後見役をつけて、復職時に権限を縮小して経営を安定させることも検討している。

ウーバーテクノロジーズのトラビス・カラニック最高経営責任者(CEO)=AP

ウーバーテクノロジーズのトラビス・カラニック最高経営責任者(CEO)=AP

カラニック氏自身も組織の問題を認め、エリック・ホルダー元米司法長官の法律事務所を起用し、社内調査を進めている。ただ、自身の権限の縮小にまで同意するかは不透明な部分が大きい。カラニック氏はウーバーの主要株主の一人で、意思決定には大きな権限を維持している。

ただ、カラニック氏の右腕で、親友とみられているビジネス開発トップのエミル・マイケル上級副社長についても離職の公算が大きくなっている。同氏とカラニック氏の近すぎる関係が組織文化に大きな影響を及ぼしているとみなされており、様々な不祥事に間接的に関わったとみなされている。

ウーバーでは相次ぐ離職により最高執行責任者(COO)と最高財務責任者(CFO)のほか、多くの要職が空席となる異常事態が起きている。

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