2019年6月20日(木)

MRJ、17年納入手応え 三菱航空機社長「セールスに説得力」

2015/11/11 21:43
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ジェット旅客機「MRJ」の初飛行を終えた三菱航空機は11日、名古屋市で記者会見を開いた。森本浩通社長らの主なやりとりは以下の通り。

大勢の人たちに見守られ、初飛行するMRJ(11日午前、愛知県春日井市)

大勢の人たちに見守られ、初飛行するMRJ(11日午前、愛知県春日井市)

――初飛行は成功と捉えていいのか。

森本社長「大成功に近いと考えている。初飛行ですぐに受注を得られるほどシンプルなビジネスでないが、長年(設計図面上の)『紙飛行機』だったものが現実に空を舞ったことは大きなインパクトがあり、説得力のあるセールスにつながる」

――今後は2500時間の飛行試験に入る。「型式証明」の取得に向けた課題は。

MRJの初飛行を終え、記者会見する三菱航空機の森本社長(左)=11日、名古屋市中区

MRJの初飛行を終え、記者会見する三菱航空機の森本社長(左)=11日、名古屋市中区

岸信夫副社長「飛んで初めて分かることがある。試験で起きた事象を分析して設計に反映させ、決められたスケジュールの中でこなしていくことが課題だ」

森本社長「戦後初めてのジェット機開発ということもあり、十分な知見や経験のある人的資源が不足している。飛行試験をスムーズに進めるため、米国で人材獲得のために活動を開始している」

――初号機納入まで時間の余裕は少ない。

森本社長「米国での飛行試験の頻度を上げ、効率よくやっていく。これにより飛行試験の期間を短縮し、2017年第2四半期(4~6月)の納入は可能と考えている」

――部品の国産比率は3割程度にとどまる。

森本社長「航空機は開発期間が長く、投資回収にも時間がかかる。資金面での負担を和らげる仕組みや、税制面での優遇が必要だ」

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