島津製作所、先端医療拠点に93億円投資

2017/1/11 22:26
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島津製作所は11日、がんの早期診断やiPS細胞など先端医療の開発体制を強化すると発表した。2019年1月に開発棟を新設し、健康・医療部門を500人規模で集約する。同日開いた記者会見で、上田輝久社長はAI(人工知能)関連を中心に「人員をさらに増やしたい」と述べた。

新棟は93億円を投資し、本社三条工場(京都市)に設ける。ノーベル化学賞を受賞した同社の田中耕一氏の研究所も入る予定だ。食品や医薬に使う分析機器の部門と画像診断など医療機器の部門を統合し、横断的に研究開発を進める。

早期診断は血中に含まれる物質から大腸がんなどをいち早く見つけるもので、IT(情報技術)を用いた患者データとの照合などが必要となる。上田社長は「会社を挙げてAIや(あらゆるモノがネットにつながる)IoT、ロボット化に取り組む」と発言。大学などと連携して最先端の予防医学を研究し、機器販売に弾みをつける考えを示した。

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