2019年4月22日(月)

イオン向けPB受託生産 サッポロ、安売り規制に対応

2017/7/11 20:33
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サッポロビールが自社ブランドを表示しない商品の生産を始めたことが分かった。ビール系飲料ではこれまでもイオンなどの小売企業のブランドとメーカーブランドの双方を併記する商品はあったが、大手ビール会社が生産受託に徹するのは初めて。6月に施行された酒類の安売り規制でビール系飲料が値上がりするなか、低価格を武器にシェア拡大を狙う。

生産するのはイオンが11日発売したプライベートブランド(PB)の第三のビール「トップバリュ 麦の恵み」。同グループのスーパーなど約5000店で取り扱い、年間200万ケース(1ケースは350ミリリットル缶24本)の販売を目指す。350ミリリットル缶1本で102円と、通常の第三のビールより1~2割安い。

大手流通チェーンが従来販売してきたPBのビール系飲料は多くが韓国産など輸入品だった。国産を求める声も強いため、サントリービールがセブン&アイ・ホールディングスなどのPB向けに供給しているが、前面に社名のロゴを表示してブランドを強調していた。

国内のビール系飲料の出荷量は2016年まで12年連続で縮小。足元でも安売り規制の影響でビール各社の苦戦が続いており、一定の販売数量が見込めるPBの受託生産がビール系飲料にも浸透する可能性がある。

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