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AI玩具ロボ、「喜怒哀楽」豊か タカラトミー

タカラトミーは米国で人気の小型AIロボット「COZMO」(=写真)を9月に日本で発売する

タカラトミーは11日、画像認識技術や人工知能(AI)を備えた小型ロボット「COZMO(コズモ)」を9月23日に発売すると発表した。米ベンチャーのアンキが開発し、スマートフォンのアプリを使って起動する。付属のキューブを使って一緒にゲームをしたり、コズモの動作をプログラミングしたりできる。販売価格は3万円を切り、同社は手ごろなAI玩具として売り込む方針だ。

11日に都内で開いた発表会でタカラトミーのハロルド・メイ社長は「これまで(自社が出してきたデジタル玩具)とは次元が違うロボットだ」と述べた。決まった通りに動く従来のおもちゃと異なり、コズモは内蔵カメラで周りの人や環境を認識し、動作を変えるといった特徴を持つ。

例えば、顔にあたる液晶画面の表示を変えて「喜怒哀楽」を表したり、走行ベルトを使って動き回ったりする。あらかじめ顔写真を登録しておくと、コズモの視界に入った際に名前を呼んでくれるという。点滅する付属キューブを使うと、一緒に「色合わせ」のゲームなどを楽しめる。日本での発売にあたり、日本語にも対応させた。希望小売価格は税別で2万6980円。

コズモを開発したアンキのボリス・ソフマン最高経営責任者(CEO)は「映画の中のキャラクターを現実の世界に飛び出させたかった」と開発の狙いを話した。同社は2010年に設立したロボット・AIベンチャー。米国での販売個数は明らかにしていないが、16年のクリスマス商戦では75ドル(約8600円)以上の玩具で2番目に多く売れたという。今後、カナダや日本、欧州などで順次売り出す。

AIを搭載したロボットは日本でもすでに発売されているが、ソフトバンクグループのヒト型ロボット「ペッパー」など高額なものが多い。メイ社長は「手ごろな価格で遊べるものはあまりない」と優位性を強調した。日本では年7万個を販売する方針だ。

(佐藤浩実)

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