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カカクコムに電力自由化の追い風 17年3月期、11期連続最高益

カカクコムは11日、2017年3月期の連結純利益が前期比21%増の159億円となり、11期連続の最高益を見込むと発表した。有料会員数が増えている飲食店の口コミサイト「食べログ」事業が堅調なうえ、今年4月の電力小売りの全面自由化にあわせた電力料金の比較サイトが新たな収益源となる。電力自由化の追い風を受ける関連銘柄として、株式市場でも注目され始めている。

価格ドットコムの電気料金比較

カカクコムが4月に立ち上げた電気料金専用の比較サイトは、利用者が住んでいる地域や世帯人数などの条件を入力すると大手電力や新電力各社の料金プランを比較できる。現段階では全国39社、合計264のプランが対象となっている。携帯電話やケーブルテレビ、都市ガスなどとの「セット割引」を提供する電力会社が増えており、利用者にとってはどのサービスが節約につながるかが分かりにくく、カカクコムのような比較サービスの需要は増えている。

カカクコムは比較サイト経由で新料金プランを契約した場合に、電力会社から成果報酬を受け取る。広告収入の増加も見込んでいる。これまでブロードバンド回線などについても同様のサービスを提供していたが、新規事業者が多く、消費者にとって複雑な比較が必要となる電力を新規事業として育てる。17年4月に一般家庭への小売りが自由になる予定のガスについても、自由化にあわせて同様のサイトを立ち上げる。

同日発表した16年3月期の純利益は前の期に比べて20%増の131億円だった。食べログの国内事業の有料会員数は2.9倍に増えた。

(中尚子)

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