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トヨタの自動運転、米エヌビディア提携で開発加速

【シリコンバレー=兼松雄一郎】米画像処理半導体(GPU)大手のエヌビディアは10日、トヨタ自動車と自動運転車の開発で提携すると発表した。トヨタ仕様にしたエヌビディアの半導体を搭載した車両を共同開発する。エヌビディアは自動運転開発の基盤手法「深層学習」に使うGPUで圧倒的な強みを持つ。米テスラ、独アウディなど自動運転車を開発する多くのメーカーと提携。業界標準となりつつありトヨタもこれに続く。

エヌビディアのジェンスン・ファン最高経営責任者(CEO)は米カリフォルニア州で開催中の開発者向けイベントで「今後数年かけ両社で開発する」と語った。同社のダニー・シャピロ上級ディレクターは会見で「世界最大級の自動車メーカーと提携した意義は大きい。両社の技術者が共同開発する」と述べた。

トヨタは発表資料で「20年以上にわたり自動運転にかかわってきた。提携を通じ、より安全で優れた自動運転システムの開発を加速させる」と強調した。

自動運転に欠かせない人工知能(AI)を動かす半導体でエヌビディアは大手だ。すでに米フォード・モーター、スウェーデンのボルボ・カー、独メルセデス・ベンツなどとも提携しており、技術に加え事業のエコシステム(生態系)づくりでも先行している。

この動きに対抗するため、米半導体大手の大型買収が相次いでいる。インテルは運転支援システムに強いモービルアイ(イスラエル)、クアルコムは自動車向けに強いNXPセミコンダクターズ(オランダ)の買収をそれぞれ決めた。AIと自動車が融合する巨大市場の勢力図を半導体の3強が固めつつある。

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