2019年4月18日(木)

JR東など、英鉄道運営を落札 12月から運行

2017/8/10 23:05
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JR東日本三井物産、オランダの鉄道会社アベリオは10日、英国の主要鉄道路線網「ウェストミッドランズ」の営業権を取得したと発表した。同グループが12月から鉄道の運行を担う予定。JR東が海外での鉄道運行に乗り出すのは初めて。主力の国内鉄道事業で大きな伸びが期待できない中、海外で成長機会を模索する。

英国の鉄道は1990年代の民営化に伴い、駅やレールなどのインフラの管理と、運行サービスを分ける「上下分離制」を導入している。運行サービスの営業権は入札で選定されている。

JR東日本グループなどが落札したのは英中部にある約900キロメートルの主要路線網。ロンドンへの通勤路線のほか、ロンドンとリバプールを結ぶ長距離区間などが含まれる。グループが落札した区間の乗降客数は現時点で年約7400万人。運営期間は約10年。落札価格は非公表。

入札では現行の運行事業者である英仏連合も参加を表明し、一騎打ちとなっていた。当初は6月にも落札者が決まる予定だったが、英総選挙の影響で選定作業がずれ込んだとみられる。

JR東日本グループは安全で正確な列車の運行をアピールする事業計画を提案。現状ではウェストミッドランズの定時運行率は約9割にとどまるが、同社グループは定時運行により遅延を抑え、サービスの質を向上させて顧客を増やす。

海外事業を巡っては、タイで2016年8月に開通した都市鉄道のメンテナンス事業などに取り組んでいる。さらに英南東部の鉄道路線網「サウスイースタン」の営業権取得に向け、入札に参加する方針も明らかにしている。

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