トヨタのメキシコ新工場稼働延期、部品メーカーが対応急ぐ

2017/8/10 22:07
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 トヨタ自動車はメキシコの新工場の生産車種を変更し、稼働時期が従来の2019年中から20年前半にずれ込むことになった。荷台のあるピックアップトラック「タコマ」を生産することになり、部品メーカーなどは現地設備の変更などの対応に追われる。マツダと共同で米国に新工場を建設する方針を決めたことを受け、北米全体で生産車種の見直しを進める。

 従来はメキシコ中部グアナファト州の新工場で、19年から小型車の「カローラ」を生産する計画だった。だがガソリン安でピックアップトラックの需要が伸び、北米でのタコマ増産にメキシコ新工場を活用する。

 全長約5メートルで荷台がある大型車のタコマは、小型車と異なるプレス部品などが必要になる。メキシコ工場に部品を供給予定のメーカーは生産ラインの見直しや仕様変更を急ぐことになる。

 米国市場はガソリン安の影響でピックアップトラックなど大型車の比率が16年に6割程度まで増え、大型車の増産体制が課題だった。「生産車種の再編は需給ギャップの解消につながるが、北米の供給網の見直しを急がないといけない」(中堅部品メーカー)という声が出ている。

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