2019年2月16日(土)

コメ兵、店舗2割閉鎖 訪日客の消費失速響く

2017/2/10 21:10
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中古品販売のコメ兵は10日、不採算店を中心に店舗の2割を閉鎖すると発表した。全41店舗(2016年12月時点)のうち、17年1月から7月にかけて9店を閉める。中国人を中心としたインバウンド(訪日外国人客)による高額品の「爆買い」が失速したことや、国内消費の停滞が長引いたことが響いた。店舗削減でコストを圧縮し、収益力の回復をめざす。

閉店するのは東京・渋谷や名古屋市、福岡市などにある中・小型の9店。採算改善のため赤字の店舗を中心に整理、コスト圧縮を急ぐ。一方、2月以降に東京、大阪、名古屋の都市部に大・中型の3店を新規に出店し、商品や人員を集約する。

コメ兵は中国人らによる時計やブランド品の爆買いを追い風に業績を伸ばしたが、16年4~12月のインバウンド売上高は前年同期比で4割減少した。中国での高額品への関税強化や、円高で日本での買い物の割安感が薄れたことが背景にある。国内の個人客向けの販売も苦戦している。

同社は10日、17年3月期の通期連結業績見通しについて、純利益が16年3月期比91%減の1億5千万円になりそうだと発表した。従来予想は8億4千万円。店舗閉鎖に伴う3億2200万円の特別損失の計上が響いた。

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