大学生、6月末の内々定率44.2% 「就職活動終了」13%
就職情報のマイナビ(東京・千代田)が10日発表した大学生就職内定率調査によると、6月末時点の内々定率は44.2%だった。就職活動を終了すると答えた学生も全体の約13%いた。就職活動に関する経団連の新ルールでは、加盟企業の選考は8月1日からとされるが、非加盟や外資系企業の内定を得て、活動を終える学生も出始めた。
内々定率は前月より18.4ポイント増えた。文系の男子は43%、女子が39.5%だったのに対して、理系は男子50.6%、女子47.6%と高めになっている。同社によると、文系では8月以降の選考まで活動を続ける学生が多いという。
同社は「理系では土木・建築や薬学系業界の採用が早く、想定よりも早期に活動終了する学生が多くなっている」としている。
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