/

三菱商事、ローソンを子会社化 問われる「事業経営力」

三菱商事は10日、コンビニエンスストア大手ローソンのTOB(株式公開買い付け)を完了し、子会社化したと発表した。計1440億円を投じ、出資比率は50.1%と過半を占めた。これをテコに業界3位に後退したローソンの反転攻勢を支える。消費者に近いコンビニの競争力を、商社が引き上げられるのか。今後は三菱商事の「経営力」が問われていく。

2016年4月に就任した垣内威彦社長は出資する企業の競争力を引き出す「事業経営」を標榜する。資源・エネルギー価格に左右されない経営体制を確立するためだ。

出資先の収益力を高めて受取配当金や取り込み利益を増やし、三菱商事の収益力も高めていく。需要の振れ幅が小さい生活に密着した分野の事業に特に力を入れる方針で、ローソン子会社化はその象徴といえる。

課題はお店の1日当たり売上高の底上げ。業界首位セブン―イレブンと大きな差がある。最近のヒット商品である糖質を抑えた「ブランパン」は、三菱商事からの出向者が開発したものだ。多様な経営資源を活用し、こうした消費者を引き付ける商品やサービスの一段の充実につなげていけるかどうかが、巨額投資の成否を決める。

すべての記事が読み放題
まずは無料体験(初回1カ月)

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン