2018年1月18日(木)

東芝メディカル売却、キヤノンに独占交渉権を付与

2016/3/9 16:14
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 東芝は9日、医療機器子会社、東芝メディカルシステムズの売却について、キヤノンに独占交渉権を付与することを決めたと発表した。売却額は非公表だが7000億円規模とみられる。富士フイルムホールディングスと争ったが、金額面や売却後の事業体制、独占禁止法の審査が容易な点などが決め手になったようだ。条件の詳細を今後詰め、18日までに最終合意を目指す。医療機器メーカーのM&A(合併・買収)としては国内最大級となる。

 東芝は多額の売却益を計上でき、経営再建が一歩前進する。キヤノンが買収する東芝メディカルは2015年3月期の連結売上高が4056億円。キヤノンは東芝メディカルが強みとするコンピューター断層撮影装置(CT)や磁気共鳴画像装置(MRI)に事業領域を広げ、医療分野を一気に拡大。事務機やカメラに次ぐ柱に育てる。

 東芝メディカルを巡っては、東芝が会計不祥事をきっかけにしたリストラの一環で昨年12月に売却方針を公表。2度の入札手続きを経て、キヤノンや富士フイルムホールディングスが売却額7000億円規模を提示するなど争奪戦が激化していた。

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