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高級SUV相次ぎ日本に、ベントレーも初、2695万円で

正面の見栄えはベントレー車の特徴を残し、スポーティーな風格を際立たせた(9日、東京都港区)

海外高級車メーカーが相次いで日本で多目的スポーツ車(SUV)を投入している。英ベントレーは9日、同社初のSUV「ベンテイガ」を報道陣に公開した。販売価格は2695万円で、アウトドアを好む若い富裕層に売り込む。イタリアのマセラティも5月に参入したばかりで、世界的なSUV人気が続くなか、日本での商機も拡大すると判断している。

ベンテイガは排気量6.0リットルの12気筒エンジンを搭載。最高時速は301キロメートルで、SUVでは世界最速だという。わずか4.1秒で時速100キロに達する。車両の総重量は3250キログラム。

ドア部分のガラスの大きさを車体の高さの3分の1に収めるなど、スポーティーな外観にした。ラジエーターの両横に大きなヘッドランプを付けるというベントレー車共通の「顔」の特徴は維持した。

日本ではすでに受注を始めており、今年10~12月に顧客に納車する。2016年度は国内で80台程度の販売を目指す。日本法人、ベントレーモーターズジャパン(東京・品川)のティム・マッキンレイ社長は「日本のSUV市場に一石を投じたい」と述べた。

ベントレー以外の海外高級車メーカーも、SUVを戦略商品と位置づけて日本で発売している。

スウェーデンのボルボ・カーは1月下旬、新型車「XC90」(販売価格は774万~1009万円)の日本での受注を始めた。最上位モデルに同社のSUVで初となるプラグインハイブリッド車(PHV)を加えた。マセラティは5月、同社初のSUV「レヴァンテ」(ガソリン車で1080万~1279万円)の販売を始めた。

各社がSUVに注力するのはガソリン安が背景にある。原油価格が急上昇していた時期には、小型車と比べてSUVの燃費性能は悪いと敬遠する向きも多かった。ここ数年は燃費改善の技術が進んだことも相まって、需要が増えている。

この流れは日本も同様。日本自動車販売協会連合会によると、SUVの2015年の国内販売台数は14年比で2.5%増の38万3478台だった。ここ4年間でみると約8割増えている。(相模真記)

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