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味の素、バイオベンチャー買収 医薬品の受託製造・開発を強化

味の素は9日、バイオベンチャーのジーンデザイン(大阪府茨木市)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表した。高品質の核酸製造技術を持つジーンデザインを買収することで、味の素の医薬品の受託製造・開発事業を強化する。

ジーンデザインは、2000年に創業したバイオベンチャーで、核酸医薬品の開発・製造受託を手がけている。2015年度の売上高は7億円。取得額は非開示だが、十数億円程度とみられる。12月下旬をメドに、ジーンデザインの発行済み株式の95%を味の素が、5%を子会社の味の素オムニケム(ベルギー)が取得する。

味の素もオリゴ核酸製造技術を持ち、高い医薬品の製造機能を持つ。ジーンデザインが持つ技術とシナジー効果が期待できるとして、買収を決めた。

ジーンデザインが技術で強みを持つ核酸医薬品は、遺伝子の本体であるDNAなどを薬効成分とする医薬品で、これまでの低分子医薬や抗体医薬が標的とすることができなかった遺伝子に直接作用できることが特長。

現在、ガンや遺伝性希少疾患などの領域が開発されている。副作用が少ない次世代医薬品として期待されており、今後も市場の成長が見込まれている。

味の素は13年にも米バイオ医薬品企業のアルテア・テクノロジーズ(現・味の素アルテア社)を160億円で買収するなど、医薬品の製造受託事業を強化している。

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