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東京おもちゃショー開幕 定番玩具に最新技術

国内最大の玩具見本市「東京おもちゃショー2016」が9日、東京ビッグサイト(東京・江東)で開幕した。国内外のメーカーが約3万5千点の玩具を展示する。開幕セレモニーで日本玩具協会の富山幹太郎会長は「ヒット商品を東京おもちゃショーから生み出していきましょう」と述べた。会場ではロングセラーの定番玩具・キャラクター商品に最新技術を取り入れた商品が目立っている。

タカラトミーは鉄道玩具「プラレール」シリーズでスマートフォン(スマホ)と連動した新製品「プラレール スマホで運転!ダブルカメラドクターイエロー」などを展示した。10月発売予定で運転席と側面ドア部分にカメラを搭載している。スマホで映像を見ながら車両の操作ができる。

バンダイは特撮ヒーロー「ウルトラマン」シリーズの最新作に合わせて7月に発売する玩具「DXオーブリング」を披露した。ウルトラマンが描かれた付属のカードの中に近距離無線通信「NFC」チップを搭載。本体のリングに通すだけで、カードに応じた音声や光が楽しめる。チップには玩具本体で遊んだ経験が記録され、商業施設のゲーム機器とも連動する。

日本玩具協会によると2015年度の国内玩具市場規模は14年度比1%減の8003億円。大ヒットした「妖怪ウォッチ」や「アナと雪の女王」の関連商品の反動減などが響いた。少子化の影響も受けるなか、新技術を活用した製品の展開が注目されている。

東京おもちゃショー2016の一般公開は11日から。12日まで開催される。

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