2018年2月20日(火)
トップ > 特集 > 9日の概要 > 記事

・トップ ・プログラム ・講師紹介 ・ストリーミング

コーネル大教授「3D印刷で全てが変わる」 2日目開幕

2015/6/9 10:28
保存
共有
印刷
その他

 米コーネル大学工学部のホッド・リプソン教授は9日、「世界ICTサミット2015」(日本経済新聞社・総務省主催)で「3Dプリンティングが創る25年後の世界」をテーマに講演し、「3Dプリンティングによって複雑なものを創るコストがゼロになる。技能を必要としたものも安く早く作れるようになり、全てが変わる」と、具体例を交えながら将来像を示した。

講演する米コーネル大のホッド・リプソン教授(9日午前、東京・大手町)

 リプソン教授は、3Dプリンターがここ数年で急速に注目を集めるようになったのは、消費者向けプリンターの価格が下がり認知度が上がったことに加え「扱える素材の幅が広がったためだ」と説明。「数年前にはソフトプラスチックだけだったが、現在は木でもガラスでもチタンでもチーズでも、ほとんどの素材でできる」と指摘した。

 複雑なものを作っても追加コストがかからなくなった具体例として、航空部品などを挙げた。さらに試作品から量産段階への時間もほとんどかからなくなることも強調。現在の産業構造を大きく変えるだろうと述べた。

 3Dプリンターの弱点とされる印刷速度については「もうすでにイノベーションは起こっている」とし、「指数関数的にこの技術は伸びていく」と期待を示した。「今後は例えばゴムと硬いプラスチックを一緒に印刷したり、新しい素材を3Dプリンターで創ることもできる」と語った。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ

電子版トップ特集トップ


日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報