2019年7月23日(火)

任天堂「Wii U」不振、10~12月国内販売55%減

2015/1/8 20:28
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任天堂の据え置き型ゲーム機「Wii U」の2014年10~12月の国内販売台数が20万台と、前年同期に比べて55%減ったことが8日わかった。ゲームソフトがそろわず、年間販売の半分が集中するクリスマス商戦で振るわなかった。主要市場である国内の不振で、15年3月期の販売計画が未達となる可能性が出てきた。

ゲーム専門誌「ファミ通」が調査結果を明らかにした。任天堂は15年3月期に世界でWii Uを前期比32%増の360万台販売する計画を立てており、このうち約3割が日本とみられる。

4~12月の国内販売は前年同期比35%減の42万台だった。14年12月に人気ソフト「大乱闘スマッシュブラザーズ」を投入して販売のテコ入れを目指したが、ソフトの品ぞろえが不十分で、販売台数は一昨年からさらに落ち込んだ。

携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」の10~12月の国内販売台数は14%減の155万台、4~12月では32%減の246万台だった。「ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア」や「妖怪ウォッチ2 真打」など人気ソフトが相次ぎ発売され、新型ハードも投入したが、従来型ハードの販売減を補えなかった。

任天堂はスマートフォン(スマホ)の普及でゲーム機の販売が低迷し、14年3月期まで3期連続で営業赤字を計上している。「今期は収支のバランスをとる年」(岩田聡社長)としてコスト削減を進める一方で人気ソフトも投入し、ハードの販売拡大を目指していた。

14年4~9月期の営業赤字は2億円まで縮小し「通期の黒字化が見えてきた」(幹部)という。ただ国内の年末商戦の不振に加え、欧州も景気低迷の影響で苦戦が続いている。今期に見込んでいる営業利益(400億円)が下振れする懸念も出てきた。

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