星野リゾートが大阪初進出、22年春にホテル 観光需要狙う
星野リゾート(長野県軽井沢町)が大阪市に進出する。大阪で同社初のホテルを2022年春に開業する予定。軽井沢や沖縄などのリゾート地を中心に宿泊施設を運営してきたが、都市部での旺盛な宿泊需要を取り込むため、東京や大阪での展開を始めている。

子会社を通じて大阪市からJR環状線・新今宮駅前(大阪市浪速区)にある約1万4000平方メートルの土地を約18億円で取得する。運営は星野リゾート本体が担う。新ホテルのブランドは未定。
客室数は約600室を想定し、同社の施設としては「星野リゾートトマム」に次いで2番目の規模になる。約500室は30平方メートルのスタンダードタイプを想定する。宿泊料金は未定だが、旗艦ブランドの「星のや」(平均7万~8万円程度)よりは低く設定する見込み。昨年東京・大手町に開業した日本旅館「星のや東京」の料金は1泊1室7万8000円(食事別)から。
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