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アサヒグループ食品、シニア商品拡充 介護負担を軽減

アサヒグループ食品は8日、シニア向け商品の品ぞろえを広げると発表した。口腔(こうくう)ケア商品「オーラルプラス」シリーズから初の食品「うるおいキャンディ」と、栄養バランスのよい献立にできる介護食「バランス献立」を9月1日に発売する。ドラッグストアなどで販売し、在宅介護する家族の負担軽減などにつなげる。

うるおいキャンディは、乾燥した口を手軽に潤せる。喉が詰まるリスクを軽くするため、穴のあいた形状を採り入れて気管を塞ぎにくくした。味はアクアミントとレモンの2商品。希望小売価格は税別300円。

バランス献立は、様々な食材を使ってメニューを設計しており、バランスのよい献立づくりを手助けする。レトルトパウチ入りなどで温めるだけで簡単に食べられる。品ぞろえは「鯛(たい)雑炊」など33商品で、レトルトパウチ入り製品の価格は税別180円(一部の製品を除く)。

同社は2020年にシニア介護関連製品の売上高を約50億円と、17年予想比の3.5倍に増やす目標を掲げた。同日会見した尚山勝男社長は「高齢化が進展し、食事に大きな変化が起きる」と指摘し、新たな商品の開発に意欲を示した。

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