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がん免疫薬「キイトルーダ」、薬価は年1400万円に

厚生労働省は8日開いた中央社会保険医療協議会(中医協)で米製薬大手メルクが開発したがん免疫薬「キイトルーダ」の薬価(公定価格)を1日当たり3万9099円(年間約1400万円)とする案を提示し、了承を得た。これを受けてメルクの日本法人は2月中にも発売する見込み。キイトルーダの薬価はライバル薬である小野薬品工業の「オプジーボ」に準拠するが、患者の体重によっては安くなる場合もある。

キイトルーダの薬価は、体重50キログラムの患者にオプジーボを使用した場合と同額となる。オプジーボは2月から従来の半額となったが、その価格が基準となった。

ただ、患者の体重によって投与量が異なるオプジーボに対し、キイトルーダは体重にかかわらず投与量は同じで済む。このため、例えば体重60キログラムの肺がん患者がオプジーボを使うと年1700万円かかるが、キイトルーダは1400万円で済む。

逆にオプジーボは同40キログラムなら1100万円とキイトルーダより安くなる。日本人の平均体重は50キログラムを超えるため、キイトルーダの方が安くすむケースが多そうだ。

メルクの日本法人はキイトルーダがオプジーボよりも有用性が高いとして厚労省に薬価の加算を求めていたが、これは却下された。

メルクの日本法人はピーク時の売上高を年544億円、使用人数を年7300人と予測している。仮に使用実績が上振れした場合は現行ルール上、薬価を大幅に引き下げることが会議で確認された。

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