/

出光、有機EL材料で独メルクと特許相互利用

出光興産は7日、テレビやスマートフォンで普及が見込まれる有機EL事業で、独化学大手のメルクと提携したと発表した。互いが持つ材料技術の一部特許を相互に利用できるようにする。メルクは現在主流の液晶に加え、有機ELでも多数の特許を保有している。出光は青色の発光材料で独自技術を持っており、提携で次世代材料の開発を加速する。

有機ELは赤緑青の3色の材料に電圧を加えて発光させる。出光とメルクは有機材料を高温で気化させて形成する「低分子」と呼ばれる技術を相互提供する。有機ELは液晶に比べて、映像を表示するための部材が少なくて済むため、パネルの薄型・軽量化につながる。映像表示性能も高いといわれているが、青色の寿命が赤と緑に比べて短いなど技術的な課題も残っている。

出光はメルクと組むことでこうした課題克服を急ぐ。有機ELを巡っては、すでに韓国のLG電子が大型テレビを販売し、自社グループでパネルも量産している。さらに米アップルが18年に発売を予定する次世代iPhone(アイフォーン)で有機ELを採用するとみられており、パネルや素材各社が開発を加速している。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連企業・業界

企業:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

新着

注目

ビジネス

暮らし

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン