2019年2月24日(日)

出光、有機EL材料で独メルクと特許相互利用

2016/11/7 22:18
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出光興産は7日、テレビやスマートフォンで普及が見込まれる有機EL事業で、独化学大手のメルクと提携したと発表した。互いが持つ材料技術の一部特許を相互に利用できるようにする。メルクは現在主流の液晶に加え、有機ELでも多数の特許を保有している。出光は青色の発光材料で独自技術を持っており、提携で次世代材料の開発を加速する。

有機ELは赤緑青の3色の材料に電圧を加えて発光させる。出光とメルクは有機材料を高温で気化させて形成する「低分子」と呼ばれる技術を相互提供する。有機ELは液晶に比べて、映像を表示するための部材が少なくて済むため、パネルの薄型・軽量化につながる。映像表示性能も高いといわれているが、青色の寿命が赤と緑に比べて短いなど技術的な課題も残っている。

出光はメルクと組むことでこうした課題克服を急ぐ。有機ELを巡っては、すでに韓国のLG電子が大型テレビを販売し、自社グループでパネルも量産している。さらに米アップルが18年に発売を予定する次世代iPhone(アイフォーン)で有機ELを採用するとみられており、パネルや素材各社が開発を加速している。

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